SNS実証実験が東海大学新聞に掲載、他

内田准教授らが開発中の災害情報共有システムの検証実験を行いました。(2015年06月19日)

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情報理工学部情報科学科の内田理准教授が代表を務める「東海大学To-Collabo安心安全プロジェクト」が6月3日、独自に開発を進めている災害情報共有システム「Disaster Tweet System」(DTS)の検証実験を行いました。同プロジェクトは、東海大学が文部科学省の採択を受けて推進している「To-Collaboプログラム」の2015年度「大学推進プロジェクト」の一つに位置づけられており、災害が発生した際にSNSを活用して災害情報を自動的に収集・配信するシステムの実現などを目指して活動しています。

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秦野市と東海大学のコラボによる防災フォーラム@東海大学湘南校舎

東海大学新聞の元記事は

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第1部では、今年度から始まったTo-Collaboプログラム大学推進「安心安全」プロジェクトメンバーの本学教員3名と、2014年11月に発生した長野県神城断層地震で一人の死者も出さず「白馬の奇跡」と言われた白馬村堀之内区前区長(同区防災組織前会長)の鎌倉宏氏が登壇。・・・(途中省略)

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また、情報理工学部情報科学科の内田理准教授がツイッターなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が東日本大震災発生時に市民の間で果たした役割や、近年自治体で進んでいるSNSを使った災害情報収集の事例を紹介。工学部土木工学科の梶田佳孝准教授が、住民自身が地域を歩いて「防災マップ」を作ることで、防災意識の向上や情報共有につながることについて、実際の事例を交えながら語りました。

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第2部では、リレーディスカッション「大災害が発生!! 自分たちにできることは? 他人にお願いしたいことは?」と題して、秦野市宿矢名自治会会長、秦野市身体障害者福祉協会大根支部長、秦野市立大根中学校と神奈川県立秦野高校の生徒代表、秦野市くらし安心部防災課長高田保氏、そして本学の佐藤由紀さん(大学院理学研究科1年次生)が登壇しました。この中で佐藤さんは東日本大震災で被災した時の経験やチャレンジセンターの3.11生活復興支援プロジェクトの活動を通して感じてきたことなどを報告。その他の登壇者が、各団体での防災意識向上に向けた活動や各年代が災害発生時に地域のためにできることやニーズを語り、日常的に住民同士があいさつを交わし、顔の見える関係を作ることの大切さなどについて意見交換しました。

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秦野市防災フォーラム資料が公開

防災フォーラムの講演資料 2015年6月13日(土曜日)に防災フォーラムを東海大学湘南校舎にて開催しました。


 ➧ 記事全文は ここをウリックください。


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主催者あいさつ
秦野市大根地区自治連合会会長
01大根自治連.pdf
PDFファイル 115.4 KB

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長尾年恭氏(ながおとしやす)    :東海大学海洋研究所・教授、地震予知研究センター長  
講演テーマ:地震予知研究の最前線と地震防災対策の勘違い
講演要旨

地震予知研究は近年大きく進展しています。実は地震予知は、破壊の物理学なのです。最近は統計物理学者が本分野に参画してきたり、全く新しい考えによる予知研究が進んでいます。ただ、地震が予知できても地震の発生を止める事はできません。従って予知と防災・減災は別に考える必要があります。特に世間では地震防災対策について間違った優先順位で対策がなされているのです。
02地震予知連.pdf
PDFファイル 1.5 MB

鎌倉宏氏(かまくらひろし)


白馬村堀之内区自主防災組織前会長


平成26年11月22日に発生した最大震度6弱の長野県神城断層地震は白馬村でも震度5強の激しい揺れを記録した。(被害:死者0名、負傷者23名、家屋の全壊42棟、半壊31棟、一部損壊151棟)


日頃から「災害が起きたらどう行動するか」を地域で話し合い、地域支え合いマップの作成など地域の特性を地域住民が理解していたことが功を奏した。


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内田理氏(うちだおさむ)   :東海大学情報理工学部情報科学科准教授
講演テーマ:発災時のSNS利用〜自分を守る・みんなを助ける〜
講演要旨

近年、災害発災時におけるSNS(ソーシャルネットワークングサービス)の活用に高い関心が集まっています。例えば、東日本大震災の際には、ツイッターやFacebookが避難所や鉄道の運行状況などに関する情報の収集・拡散、安否確認などに広く利用されたことが知られています。本講演では、「自助」や「共助」という観点から、災害発災時にSNSを利用するメリットや注意点などを解説します。
04SNS活用.pdf
PDFファイル 1.6 MB

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梶田佳孝氏(かじたよしたか) :東海大学工学部土木工学科准教授
講演テーマ:自分たちの住む地域の防災マップをつくってみよう!!
講演要旨

様々な災害への備えや災害発生時に慌てず冷静に素早く適切な対応ができるようにするためには、行政だけでなく自治会をはじめとした地域の皆さんの協力・連携が大切です。

その自主防災活動を進めていく上で、地域の皆さんが自分の地域内の危険な箇所などを理解し、共有することが重要であり、その助けとなるのが「防災マップ」です。
03防災マップ.pdf
PDFファイル 2.5 MB

リレー・ディスカッション

大災害が発生!!自分達に出来ることは?他人にお願いしたいことは?


発表者

  発表資料は ここをクリックください。


●自治会代表

宿矢名自治会:込山知光氏☆資料(PDF:1,963KB)

●障害者団体代表

秦野市身体障害者福祉協会大根支部長:伊井清氏☆資料(PDF:1,269KB)

●東海大学学生代表

修士課程1年:佐藤由紀氏☆資料(PDF:800KB)

●大根中学校生徒代表

今井菜摘さん・水島悠翔さん☆資料(PDF:1,387KB)

●秦野高校生徒代表

脇山翼さん・黒井美邑さん☆資料(PDF:97KB)

●秦野市

秦野市くらし安心部防災課長:高田保